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レース検証(次走狙え・この馬強いぞ・道悪上手?) に参加中!
G1の話は多分ちまたに溢れていると思うので、まず他の日曜日のレースを見ていて気が付いたことを2点だけ。
ラピスラズリSのオウノミチ
逆瀬川Sのショウナンバーキン
はともにレース振りやゴール後の様子などから次走以降継続して注意したいと思いました。
ただ両馬とも地力勝負では分が悪いのである程度条件がそろった出走が前提と考えています。

日曜日G1当日に超大穴馬券が出ました。
中京7Rで三連単2200万、三連複500万超、馬連36万円超、ワイド新記録の12万、単勝4万円超、複勝万馬券など・・。土曜から中山は大荒れでそんな下地がそこでピークになったように感じで、流れもあるのかもしれません。

ただこれは当週の穴馬券連発も含め、果たして偶然でしょうか?
もちろんレースの流れで色々な偶然が重なったことも大きな要因だと思います。
結論からいえば個人的には出るべくして、出たと考えています。
善悪や正誤は棚に上げて考えますが、これは興業であり、ギャンブルという事業の一環なのだとあらためてつくづく感じました。

今は情報が行き渡り、競馬は純粋なタイムトライアルのスポーツであると考えている方は現状殆どいないと思います。
でなければ様々なコースで枠順の有利不利などが生じたり、ということはスポーツとしては完全に公正ではなくなるからです。

今回の超大穴は上位の馬が力を発揮した以外に下世話ですが下記の条件も重なったからなのでは?と考えています。
また下記にも書きましたが、競馬を支えている馬主さん(会社でいえば株主?)の事情も絡んでいるのでは?とも思いました。
・一般のボーナスシーズンである
・年末ジャンボ宝くじの発売期間と重なった
・比較的歴史の浅いG1の当日だった

などです。
競馬は配当額のルールを変えないかぎり、インフレや配当を高額にする必要が出てきた場合、より大きな高額配当を出すしか手段がありません。ですので季節的な要因も考えれば今後もこのシーズンは注意が必要だと思います。
ただ同じようなことが毎年、毎レースで起こると、「あれ?」という感じが強くなるので、手を変え品を変えというふうになると予想します。

また今年もしばらくは注意が必要だと思っています。

さて今回の馬券は考えられない組み合わせだったのでしょうか?

実は実績的にはまったく手が出ないのですが、馬主構成で考えると村野氏の2頭出し、中京の地元大物馬主、阪神の地元大物馬主であり、4着も村野氏の馬と馬主だけ見て勝っている人は少なくともワイドや三連複はけっこうあっさり取れた可能性があります。
しかも先週は永井氏も松本氏も大挙出走で、どちらも人気の有無にかかわらず好走馬を出すのをよく見かけます。逆に出走数が多すぎてすべて買うと結局大枚はたく必要がある部分が一番困難なのかもしれません。

私も自分で今週はメイショウ注目と書いておきながら、中京7Rでは見物馬券を買っていましたがもっと中穴的な馬を買ってしまい、少なくともこの人気薄のメイショウはまったく無視してしまいました。

また馬主多頭出しは近年は情報が出回っているのでまったくかすりもしないケースも結構あります。
地元馬主や馬主多頭出しをすべて追いかけているとそれこそ大穴に行き着く前に破産してしまいます。

やはり周辺事情やタイミングなどを見て絞り込んで、せいぜい複勝、ワイド、三連複の組み合わせで買うのが一番ゲットする確率は高いのでは?と考えます。

他に出やすいタイミングは?
と色々予想するのも面白いですよね。
将来的には国策でのカジノが解禁になる可能性もあり、このような馬券ハンターを目指すのもいいかもしれないと思いました。

◆大穴の出るパターン
これはレースの条件によってかなり違いますし、ある意味どんなパターンでもありうるのでしょうが、よくみラルパターンはというと
・短距離の追い込み
芝、ダートを問わずハイペースなレースでよくみられるパターンです。特に最後方から大外一気というのが一番決まりやすいようです。
・中長距離での逃げ
大逃げや、スローに落としての逃げ、これらもよくみられるパターンですが特にこわいのは、2頭で離しての逃げです。どちらかが残るパターンと片方が残るパターンがあり後ろの馬はきわめて対応がむずかしいケースです。
・内からの強襲
内枠の馬によく見られますが、コースロスのない内目の好位から中団を進み直線で内から伸びるパターンで開幕週などでよくみられるパターンです。

総じていえば内枠の馬、逃げ馬、完全に直線勝負に徹した馬など思い切った騎乗の場合が圧倒的に多いと感じています。

騎手も結構「穴騎手」というのが存在しますが、馬主的に良血の高額な馬よりも、リーズナブルな価格で購入された馬のほうが多くみらると思っています。多頭出しなどは特に可能性が高まるのでは?と思います。
要注意と感じている馬主はフリーMに記載します。

今回は本番のG1は中穴程度で大きく荒れませんでした。逆に土曜日から荒れまくったのもあり人気が割れて、特に3着馬からのワイドはビックリするくらいの高配当になりました。
でも後述にもありますが、まだまだ一般に大きくなじんでいるG1と思えないので近年中にドカンと一発大穴がでるのでは?と想像しています。

◆G1レースの大穴は?
まずこれから書く話は一面的な部分だけ推測したもので、競馬の持っている様々な側面はほぼ触れていません。当然ですがレースの結果は他の側面も深く関係しているという前提で書いていることをご承知おきください。

G1レースではまだなじみがなかったり、または世情の変化など周辺事情が生じた時、また格上げや名称変更でイマイチ地味な感じのG1は変更や発足後約数年〜10年目くらいに、また時代背景的な周辺事情があるときは適宜なタイミング必ずといっていいほど超大穴が出ています。

そしてこれは個人的な想像で根拠もないのですが、私自身は逆に個人的にはまったく否定的ではなく競馬予想の楽しみの最たる部分だと考えています。(取扱注意ですが!!)ただ海外馬が参加する可能性が前提のレースはなぜかあまり超大穴は出にくいようです。(記憶の範囲では遥か前の京王杯スプリングSくらいです)

さてG1大穴のパターンは例えば、
★ヴィクトリアマイル(2006年新設)
・2015年 ミナレット 3着 三連単2070万、三連複286万、ワイド863倍と865倍、複勝85倍
ご存知の通りG1超大穴の極めつけ

★NHKマイルC(格上げ新設1996年)
・2007年 1着ピンクカメオ、3着ムラマサノヨートー 単勝76倍、三連複122万、三連単973万

★秋華賞(新設1996年)
・1999年 1着ブゼンキャンドル、2着クロックワーク 単勝57倍、馬連946倍
・2008年 3着プロミナージュほか11−8−16番人気で決着 単勝29倍、馬連230倍、3着馬複勝62倍、三連単1098万、三連複186万
※再度大穴が出た一因としては名前に反してイマイチ華やかにならない当該レースとリーマンショックなど金融不況と重なったため? 

★高松宮記念(1996年高松宮杯が格上げ、1998年より時期と名称変更)
・2001年 3着テネシーガール  ワイド65倍、88倍
新設とともに1999年発足のワイド馬券浸透もかねて?
・2007年 2着ペールギュント 馬連402倍、三連単54万
レースの浸透とともにリーマンショックなど社会情勢が背景?

★マイルCS(1985年新設)
・1995年 2着メイショウテゾロ 馬連1043倍

★阪神ジュべナイルF(混合戦から1991年より牝馬限定、2001年より現名称に変更)
・1992年 1着スエヒロジョウオー、2着マイネピクシー 単勝35倍、馬連1204倍

とざっと見てみると一部はすぐ出ていますが、多くは約10年経過したころにとてつもない馬券が出ています。

またそれなりの知名度の大レースでも大穴は散発的に出ています。色々時期的な事情や社会的な状況も関係しているのかな?と個人的には感じています。
★スプリンターズS
・2000年 ダイタクヤマト 単勝257倍 馬連257倍
当該レースの時期変更初年度

★有馬記念
・1991年 ダイユウサク 単勝137倍
・1992年 メジロパーマー・レガシーワールド 単勝49倍、馬連315倍
ともにオグリキャップ引退で売り上げだけでなく競馬ファン減少の危機、ダイユウサク・マックイーンはともに映画俳優、パーマーは大逃げで話題に
・2001年 2着アメリカンボス 優勝馬マッハッタンカフェとの馬連486倍、複勝25倍
・2002年 2着タップダンスシチー 圧倒的一番人気が1着で馬連148倍
アメリカテロや山一倒産など金融不況後の株価などが大きく低迷、01年は馬名もアメリカにちなんだ名前で1・2着
・2008年 2着アドマイヤモナーク、3着エアシェイデイ 馬連294倍、三連単98万
リーマンショックと円高不況の影響とディープインパクト引退後の馬券売り上げ低迷?

★天皇賞・春
・2012年 ビートブラック 単勝159倍、馬連615倍、三連単150万
東日本大震災の復興も関係?


★エリザベス女王杯
・1989年 サンドピアリス・・単勝430倍
オグリキャップなど競馬ブームなどの影響?
・1992年 タケノベルベット・・単勝91倍、馬連704倍
トウカイテイオー、ミホノブルボン、マックイーンなど競馬ブームの継続の必要性とバブル崩壊による縮小への対策?
・2009年 クイーンスプマンテ、テイエムプリキュア 三連単150万、馬連1000倍
リーマンショックと円高不況の影響とディープインパクト引退後の馬券売り上げ低迷?

以上G1について触れましたが、新規格上げで設定意義が微妙で個人的にはまだ納得が難しいホープフルSもどうなるのでしょうか?ただクラシック直結のレースを目指している条件なので荒れるというよりはJRAは一流馬の登竜門にしたいのではないかと感じていて、むしろ今年を含め朝日杯のほうが今後配当的にも色々とそういう対象になりそうな気もします。
ただ短期間に連発で2歳G1というのも長続きするのでしょうか?

と好き勝手に書いてみました。
もちろん弱い馬が勝つことは不可能なので、そこは上位に入る力があるかを見切る必要はあると思います。
※本当は強かったり、急に一皮むけたりという馬などは今までが全然なので実際はなかなか見抜けないとは思いますが・・

◆騎手
ご存知江田照男騎手が現状は抜きん出ている印象です。テンジンショウグン、ダイタクヤマト、アメリカンボス、ミナレット、ネコパンチとすべて伝説級のドラマと配当を演出しています。(ミナレット以外はすべて中山)
今後面白そうな騎手は難しいですが、今回穴を出した木幡騎手兄弟も面白そうです。また嘉藤騎手や岩部騎手も面白いと思っています。それから気性的な部分も考えると荻野極騎手も注目です。初勝利がなんと単勝400倍超(複勝万馬券)と縁もありそうです。また意外ですが蛯名騎手もにん気薄注意です。あとはハンデ戦や3歳牝馬夏シーズンの軽量騎乗時で内枠の時の横山和騎手も注意です。

総合的にみるとやはり景気が悪い時のほうが大穴がでるという印象は否めなく、多少不謹慎と感じる方もいるかもしれませんが、ご容赦ください。


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